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Doctrine
観音院は禅宗の中の曹洞宗の宗教法人です。
曹洞宗のご本尊は、仏教の開祖である釈迦牟尼仏
(しゃかむにぶつ・お釈迦さま)です。
曹洞宗ではお仏壇の中央にお釈迦様をお祀り致します。
また、お釈迦様の両脇にはには道元禅師様と瑩山禅師様(両祖様)をお祀りする場合もあります。
道元禅師(どうげんぜんじ)は、中国にて修行の後、禅
の真髄を持ち帰り日本曹洞宗の開祖となった方です。瑩
山禅師(けいざんぜんじ)は、道元から四代目にあたり、
多くの弟子を育て禅を広く大衆に広め、曹洞宗の布教の
原点となった方です。
道元禅師の開いた永平寺(福井県)と瑩山禅師の開いた
総持寺(神奈川県)が、宗門における両大本山となって
います。
観音院本堂にてお祀りしているご本尊及び御内仏様です。
釈迦如来(しゃかにょらい)
本堂中央にはお釈迦様の坐像が祀られております。曹洞宗の多くの寺院において中央に祀られているがお釈迦様です。仏教の第一人者であり、私達の生きる道標をお示しになられた御本尊様です。
不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)
「不空」とは信じれば必ず願いが叶い空しい思いをさせない、という意味で、「羂索」とは密猟や戦闘に使われた捕縛用の縄のことです。心念不空の索をもって人々の苦しみを逃がすことなく救済し、願いを叶えてくれる観音様として古来より信仰されてきました。
元来は樺太にて祀られていた仏様が代々と引き継がれ、当寺にて祀られるご縁となりました。
夫婦龍神(めおとりゅうじん)
二匹の昇り龍からなる龍神様です。昇り龍は上求菩提(じょうぐぼだい)と言って、悟りを求め修行に励む姿をなぞらえています。二匹の夫婦の竜神様は専ら良縁成就や夫婦円満のご利益があると信仰されております。
水子地蔵菩薩(みずこじぞうぼさつ)
水子地蔵菩薩は小さな子供や赤ちゃん、この世に産声をあげることのできなかった命を救済してくれる仏様です。当寺納骨堂の御内仏としてお祀りしております。全ての小さな命、全ての親心にとって、慈しみ深い菩薩様として信仰されております。